これが旅行者を狙う犯罪の手口だ!
〜筆者が直接体験した手口大公開〜

インド・デリー国際空港にて


ロンドンから飛行機でデリー国際空港に到着。
しかも夜12時過ぎ。
長蛇の列にも関わらず死ぬほどのろい入国審査を通った後、税関を通り、インドルピーへの両替もすませる。
ここの銀行は当たり前のように金額をごまかしてくるのと、裏がセロハンテープで留めてある札などを混ぜてくるので、当然枚数とともに一枚一枚裏表ともにチェック。

セロハンテープで留めてあったり破れてる札がもちろん(笑)あった。
即刻交換させる。
ここまでの所要時間、約1時間。

税関の後の自動ドアを抜ける。
もう中には戻れない。


そこはうさん臭い旅行会社のカウンターが並んでいる。客引きも近づいてきた。
その空間を抜け、もう一枚ドアを抜けると

どこから湧き出てきたのか大量のインド人。
勝手に腕をつかんでくる者、荷物を運ぼうとする輩、とにかく近づいてくる。
空港ターミナル側にはまるで難民キャンプのようにたくさんのインド人が並んで寝ている。寝ているのか死んでいるのかさえわからない人もいる。

恐怖を感じた私は再びターミナル内に戻る。
といっても税関エリア内に戻ることはできない。到着ロビーに戻れば再び客引きが来る。

そこで出発ロビーに戻ることにした。
が、出発ロビーないにはいるには猟銃のような銃をもった警官が一人一人航空券をチェックしていて、その日の航空券を持っていないと入れない。

再び到着ロビーに戻る。
もちろんこの移動中も一人ではない。インチキタクシー(に決まっている)の客引きが延々とついてきている。

ここも警官がいたが、「宿の予約をしたい」とウソの理由をいって再びターミナル内に入る。

さて、仕方なくここで「地○の歩き方」に「信用できるのはここだけ!!」と書いてあったプリペイドタクシーのカウンターでタクシーを手配した。

タクシー代の200ルピーを払う。
運転手は最初だけ友好的なムードだったものの、そのうち「デリーノ物価チョット高イネ」と言いだし、
「このタクシーは50ドルだ!50ドル払え!」
などと先に金を(運転手じゃなくてオフィスにだが)払っているにもかかわらず意味不明なことを言い出した。
「はあん?冗談じゃない!もう、200ルピーちゃんと払ったぞ。ボケ!」
と言い返すと、あろうことか(車が走行中にもかかわらず)車内灯をつけ、後ろを向いて「You want to fight?」といってファイティングポーズをとってきた。

が、最初のうちはいちいち反論していたものの、そのうち山奥のようなところに車でつれて行かれて仲間の暴力団みたいのに殴られて殺されたりしたらどうしよう。

心なしかすれ違う車の台数が減ってきた。
空港から一国の首都に向かっているはずなのにおかしい。
絶対におかしい。
あいかわらず
「払え。払わないと宿まで行かないぞ!」
と言ってきた。

そこで私は作戦を変更することにした。
「わかった。50ドル払ってやる。その代わり宿に着いたらだ。」
が、むこうは
「今払え。今払わないと行かないぞ」と言っている。
恐怖が走る。
さらに細い道に入っていった。
明かりがついている家らしきところの前で停まった。

何とかホテルと書いてある。
どうやらここが目的の宿らしい。

荷物を強引に取り出し、宿に飛び込む。
助かった。

解説

デリー国際空港に限らず、インドのタクシーは悪質です。最初にいった目的地に相場の値段ですんなり着いたら奇跡です(笑)。特にデリー国際空港はインド慣れしていない外国人をねらって脅してきます。警察が間に入っているプリペイドタクシーでもこんな状況ですから、間違って白タクに乗ったりでもしたらどんなことになるかもうおわかりですね。

最近デリー国際空港の近くで日本人大学生が遺体で発見されました。
容疑者はデリー国際空港から大学生を乗せたタクシー(たぶん白タク)運転手とその仲間のようです。間違ってもインドの白タクには乗らないように。